わが家の一人息子ポッポくんは、3歳になった頃から音楽療法に通っています。
ウィリアムズ症候群の人は、音楽好きが多いそう。
ポッポくんも、お医者さんに「音楽療法が有効ですよ。」と言われたこともあり、始めることにしました。
音楽療法教室でのポッポくんの様子
ポッポくんが通っている教室での内容は、順番を待って楽器をならす。身体模倣。リズムに合わせてボールを渡したり、歌ったり、、、マンツーマンで音楽を通して発達支援をしてくださいます。
始めた頃は、ジッとできずお部屋をウロウロ。
高価そうなグランドピアノをばんばん叩いたり、鍵盤によだれがタラーっと垂れたり。ソファーによじ登ってゴロゴロしたりと、音楽教室とは思えない行動に、それはもう両親はヒヤヒヤ。

「お気になさらないで。」と微笑む先生。(マリアさまに見える)障がい児への理解があって本当にありがたいです。
普通の音楽教室とかリトミックのクラスだったら、こうはいかないだろうな。。
そして2年ほどたった今は、リズムに合わせて太鼓を叩いたり、自分の番でジャーンとシンバルを叩いたりできるようになりつつあります。
続けてて良かった・・(涙)
音楽療法で学べること
ポッポくんが音楽療法に通って感じた良い点は、次の通りです。
- しょうがい児に対して、先生方の理解が深い。(特性を考慮してくださったり、とてもスモールステップで進めてくださったり。)
- 珍しい楽器など、たくさん触らせてもらえる(ツリーチャイム、コードハープなど・・・)
- 本人が好きな音楽なので、前向きに取り組んでくれる。
- 先生が奏でるピアノの音色に親が癒される。
音楽療法でできることが、少しずつだけど確実に増えてるポッポくん。
音楽的な感覚を身につける以外にも、楽器を触ることで手の操作性、ルールや順番を守るとかの社会性や、先生とのコミュニケーションの仕方なんかも学べている気がします。
全ては本人のペースに合わせて、根気強く指導してくださる先生のおかげです(涙)でなければこんなに通い続けていられないです(涙)

楽しく続けるには・・・
やさしく指導してくださるにもかかわらず、最近では音楽に対してイヤイヤを発動させるポッポくん。
『将来は音楽を生きがいにできたら!』などと、ついつい期待してしまうおかん。親の肩にちからが入るほど、子どもにそれが伝わってしまって『やりたくない!』となってしまうんですよね。
この『やらされる』→『やりたくない!』が大きくなってしまうと、習い事を続けるのは本人も親も辛いところ。
やらされているのではなく、自発的にやりたいの気持ちを引き出すのが、実は一番大事で、難しい。
障がい児に限ったことではないが、子どもに何かやらせようと思ったら、子どものペースに合わせること・周りがまず楽しそうにやることが第一歩なのかもしれません。
音楽療法では、やりたい!の気持ちをとても丁寧にひきだしてくれているように思います。
ということで・・・かなり音楽音痴のママですが、一緒に音楽を楽しめるようがんばって歌うようにしています(音痴、移りませんように)

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