イヤイヤ期なのか?コミュニケーションが取れるようになってきた頃から、なかなかママの言うことを聞いてくれない場面が増えたポッポくん。
朝、保育園へ送っていった時は・・・
一切ママの方を振り返りもせず、お友達の輪の中に入っていきます。ママと離れたくなくて泣いている子もいるというのに、寂しいが、ありがたいこと。
夕方、お迎えに行った時は・・・
一方、帰りは保育園からまっっっったく帰ろうとしません!!
水槽の魚を眺めたり、先生方にからんでいったり、保育園の玄関先で一時間近く粘ります。
徐々にママの顔から笑顔が消えていき…『くつ、はいて!』とキツイ口調に。
そして最後は暴れるポッポくんを抱えて強制送還。という日が続きました。
療育の先生に相談してみた。
お迎えが憂鬱になり、悩んだ末に療育の先生に相談してみることにしました。
『つぶやき法』とは
「靴はいて!」のように命令形だと反発心を持ってしまうので、「家帰ったら美味しいご飯があるんだよね〜」とか「靴はく子って偉いよな〜」などと、独り言のように呟く方法。もちろん本人に聞こえるように言います。命令された訳ではないので、素直に聞き入れやすく、自主的に動くことができます。
『クイズ法』とは
「次なにするんだっけ〜?」のように疑問形で問いかけます。すると自らやるべきことに気がついて、行動に移しやすくなります。「はい、次は何をするんでしょーーーかっ!?」とクイズっぽくすると、子どもは楽しくなって、指示を聞いてるれるようになります。
※『つぶやき法』『クイズ法』は先生と私で勝手につけた名称です。
子どもに言うことを聞かせたいと思ったら、命令形のことばで指示するのは避けるのが正解ということに気付かされました。
そして療育の先生イチオシの一冊を教えたいただきました!↓↓↓
ずいぶん前に買っていて、すでに持ってた!
本棚から引っ張りだしてきて、再読。
この本、すっごくいいじゃないかーーー!!
日常での細かいシーンでの声のかけ方が紹介されていて、読みごたえ十分。発達障害の子どもだけでなく、どんな子どもにも適用できるだろうし、これを実践していれば子どもの自己肯定感を伸ばしてあげられること間違いなし!親の気持ち、子どもの気持ちどちらにも寄り添っていて、親子の良い関わり方がよーくわかる内容となっています。
声のかけ方を変えてからは?
『つぶやき法』『クイズ法』を使って1日目。まさに魔法のような効き目!!こちらが戸惑っちゃうくらいすんなり帰宅してくれました。
2日目以降は、効いてるのかどうかわからない…笑。ただ、多少帰りたがらない様子はあるものの、1時間粘ることはなくなりました!
保育園の先生方が『からまれてもあまり相手をしない』ように配慮してくださったこともあり、今回のアクションをとったことでお迎えのお悩みは少し改善されたのでした!
そして、この『つぶやき方』『クイズ法』をすることで、思わぬ特典が。はたからみるととっても優しくて楽しいお母さんに見える!笑
そりゃ子どもからすると、鬼の形相で指示してくるママより、ちょっとおとぼけたおもしろママの方について行きたくなるわなー。(恐怖心を与えて言うことを聞かせるのは問題です!)
育児してると余裕なくてついつい子どもをコントロールしようと命令形になっちゃいますが、子どもも人格のあるひとりの人間。本人の気持ちを尊重してあげて、この人の言うこと聞いてあげてもいいかなー。と思わせるのが近道なのかも。親子の信頼関係が大切やなぁ。なーんて思うのでありました。
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