育児をしていれば、避けては通れないトイレトレーニング。
2歳をすぎた頃から、ママ達の間でも『トイトレ』の言葉が飛び交うようになり、ばーばあたりが『トイトレまだか?』などと囁きはじめ、こどもちゃれんじの付録でトイトレグッズが届く・・・
焦りと義務感でトイトレをスタートさせる方、多いのではないでしょうか。
世間一般のトイトレするスタート時期の基準があるようです↓↓
- 立って歩いてトイレに行ける
- 自分の気持ちを伝えらる
- おしっこの間隔が数時間あく
- 2歳の夏(笑)
そんな基準は、障がい児にはいっさい通用しなーーーーい!!!!
わが家のポッポくんは、2歳のときは歩けない、言葉はアーウーくらいで、頻尿すぎておしっこの回数数えるの不可能。2歳でトイトレなんて無理!!でした。
障がい児のトイトレ事情
障がい児たちはなかなかトイトレが進まない場合が多いですよね。
- オムツに用を足すことへのこだわり
- 水を流す音がこわい
- せまいトイレがこわい
- 尿意を感じない
- 自分の意思を伝えることができない
などなど、繊細な理由がたくさんあるようです。
とてもナイーブで繊細な障がい児たちのトイトレは、プレッシャーをかけずに慎重に進めていく必要があると思います。
わが家のポッポくんのトイレトレーニング
ポッポくんは頻尿でおしっこの間隔があかず、なかなかトイトレに踏みこめませんでした。
何より、部屋を汚されることに恐怖を感じていたママ…笑
それでも、周りが『トイトレトイトレ』と騒ぐので、焦りと不安で悩みは深まるばかり。
年少(療育園)
年少で療育園に入るやいなや、園でのトイトレを依頼!
園では、布パンツ着用。時間を決めて、定期的にトイレに行くというもの。
この時の目標は↓
- 便器でおしっこをだす。
- 布パンツでお漏らしの気持ち悪さを経験。
- トイレでおしっこ気持ちいな♪
さすが、療育園の先生!ポッポくんの耳もとで「しーしーしーしー・・・」と囁き、便器でのおしっこを促します。
いっせいにトイレ行くことで他のお友達からの刺激もうけ、スタートして1ヶ月くらいで便器で排尿できるようになった!
その後、週一回くらいパンツを濡らしちゃう。くらいのペースになりました。
先生の『お家ではオムツでいいですよ』のお言葉に甘え、家ではいっさいトイトレしてません!!
普通はこの頃、オマルを使って練習するのかな?トイトレといえば『オマル』でしょと、とりあえず買ったオマルはお蔵入り。
療育園に感謝。本当に助かりました。
年中(保育園)
年中さんから、保育園に通うことに。
あまり園に迷惑かけたくない…という理由で、しばらくオムツ生活へ逆戻り。年中の夏頃から、おそるおそる布パンツデビューを持ちかけた気の小さいママでした(笑)
布パンデビューしてからは、なんと!
ほとんど失敗することなく、定期的なトイレタイム以外も「トイレ。」と先生に伝えることができるように。
お友達からの影響なのか、本人の発達が進んだのか、とても自然にトイトレが進んじゃいました。(拍子抜け)
きっと先生にたくさんほめてもらえたのでしょう。トイレでおしっこできることに自信をつけたポッポくんです。
その後、トイレでうんちもなんなくクリア。
トイトレをほぼ終了させて思うこと。
気づけば、自宅でのトイトレはいっさいしていない。。
失敗といえば、トイレの前で我慢できずに出ちゃうことが数回あった程度です。
本当にありがたいことで、①療育園でじっくり一年間、下地を作ってくれたこと。②保育園に入った時期がちょうどトイトレができる発達段階になっていたこと。が、うまく作用したんじゃないかと考えています。
そして何より、③ママのストレスがほぼなかったこと!!が、ポッポくん本人にプレッシャーをかけることなく進められたことにつながっているかもしれません。
わが家のお役立ちトイトレアイテムをご紹介
踏み台
踏み台はトイトレに必要不可欠です!!
階段式のもの、プラスティックのもの、右左セパレートになっているもの、色々な種類がありますが、障がい児のトイトレの場合、とにかく安定感のあるものを選んであげてください!
わが家では先輩ママさんに教えてもらった、このタイプのものを買いました↓↓
けっこう重量があり、安定感があります。体幹が弱くバランスを取りづらい子どもが登るには、とにかく安定感のある踏み台が◎。少しでもトイレに行くことに不安を抱かないようにしてあげるのが重要です!こちらの商品なら、座っている間も足がついて安心。うんちも踏ん張れます♪
しっかりした商品なだけに、価格もまぁまぁ張りますが(笑)ながく使えて、ポッポくんのオムツ卒業にかなり貢献してくれた立役者なので、全く後悔はありません!
便座
わが家でははじめ、楽しめる方が良かろうと、キャラクターの取手がついた便座を取り付けましたが、とくにキャラクターに食いついてくれるわけでもなく、乗り降りのたびに子どもを持ち上げる苦労がありました。
最終的にはひとりで座る。を目標にするので、取手がない方がオススメです。(取っ手がないと不安な子はもちろん取っ手付きにしましょう。)
グリップ付きのものがあります。↓↓
ご褒美シール
ポッポくんはシールを貼ることに特に喜びを感じないタイプなので、わが家ではほとんど使用しませんでした。シールを集めることでヤル気アップできる子にはとっても有効なアイテムです!
最後に
ママ(パパ)にとって心身ともに負担がかかるトイレトレーニング。
そんな中、
とママ友が放った言葉に、なんだか気持ちが楽〜になりました♪
諦めてしまわず、でもあまり根を詰めないで、「ま、いつか取れたらいっか。」くらいの気持ちで取り組むといいかもしれません〜
障がい児のトイトレに焦りは不要です。マイペーーースで、ゆっくり進めていければいいですね♪
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